こんにちは、ネットショップの運営代行事務所、ユナイテッドワークスです。
今日は、楽天のアフィリエイトの料率が変わった件について、店舗運営にどのような影響が与えられるのかなどを解説したいと思います。
新しいアフィリエイト料率
さて、2019年の4月1日から楽天アフィリエイトの料率が変わったことをネットショップ店長の皆様、ご存知でしょうか。
今まで、特別アフィリエイト料率の設定がなければ、アフィエイト経由のショップの負担は1%でした。
しかし、この改正によって、アフィリエイト料率はジャンルによって定められ、その利率は最大8%になっています。(対象ジャンル(現時点):ジュエリー・アクセサリー、食品、インナー・下着・ナイトウェア、水・ソフトドリンク、日本酒・焼酎、靴レディースファッション、バッグ・小物・ブランド雑貨、メンズファッション、スイーツ・お菓子、ビール・洋酒)
8%はでかいですね。。
ただ、今までとアフィリエイト成果とみなす基準が大きく変わっています。
今までの制度
・アフィリエイトリンクのクリック後、30日以内の初回購入が成果対象
新しい制度
・アフィリエイトリンクのクリック後、24時間以内にお買い物かごに追加+89日以内の購入が成果対象
アフィリエイト成果とみなす基準がかなり厳しくなっています。今まではどこかでアフィリエイトリンク踏んだユーザーが30日以内に買い物した場合、それはアフィリエイトの対象となっていました。なので、だれかのブログを見て「欲しい!」と思った人でなくても対象となってしまうので、果たしてアフィリエイト成果といえるのか疑問ではありました。
この基準が改定され、誰かのブログなどを見て、欲しいと思って買い物かごに入れたユーザーがその後買う決心をしたときにアフィリエイト成果となるということです。
楽天コンサルいわく、今までの請求額とそんなに変わらないはずとの見立てらしいですが、根拠はよくわかりませんが。
それから、すぐに料金に適用されるのではなく、6月末までの経過措置の期間があるということです。詳しくはサポートニュースなどを確認ください。
新制度による懸念点
私はこちらの制度が変わることでショップ負担が増えるのではないかという懸念はもちろんですが、楽天のアフィエイターさんが減るのではないかという懸念があります。
アフィリエイター視点で考えると、アフィリエイト成果としてみなされる基準が厳しくなることで報酬が激減してしまうリスクがあります。そうなってくると楽天以外のアフィリエイトサイトを活用せざるを得なくなってしまいます。
そうなると、今度は楽天へ人を流すという流れが少しずつ細~くなっていきはしないかと思います。そうなると市場全体へボディーブローのようにダメージが効いてくるのでは?そう思います。
こちらの制度改正についてはまだ、楽天も施行段階ということですのでここ数カ月での自店舗の請求などはしっかりとチェックされることをオススメします。
また、多店舗展開などでリスク管理は常に考えておく必要があると思います。

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